2026.05.19

不動産活用 北海道

民泊とマンスリーマンションの組み合わせで年間収益を最大化する

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民泊とマンスリーマンションを組み合わせて収益を最大化する基本戦略

民泊とマンスリーマンションを組み合わせた運営は、年間を通じた収益の安定化と最大化を実現する有力な手法です。民泊は繁忙期に高い宿泊単価を狙える一方、閑散期には稼働率が大きく落ち込むリスクがあります。マンスリーマンションとして中長期の賃貸に切り替えることで、空室期間を埋め、年間トータルの収益を底上げできます。

この運営手法は「二毛作モデル」とも呼ばれ、不動産投資家やオーナーの間で注目を集めています。例えば、年間の民泊稼働率が60%程度にとどまる物件でも、残りの40%をマンスリー賃貸に充てることで、年間稼働率を90%以上に引き上げることが可能です。単に物件を遊ばせないだけでなく、それぞれの運営形態が持つ強みを季節ごとに使い分けるのがポイントとなります。

本記事では、民泊とマンスリーマンションの組み合わせによる収益最大化の具体的な方法を、数値例や運営上の注意点とともに解説します。これから物件運用を検討している方はもちろん、すでに民泊を運営していて収益に伸び悩みを感じている方にも実践的な内容をお届けします。

なぜ民泊単体では年間収益が伸び悩むのか

繁忙期と閑散期の稼働率格差

民泊運営において最大の課題は、季節による需要変動の大きさです。桜のシーズンや夏休み、年末年始といった繁忙期には稼働率が90%を超え、1泊あたりの単価も通常の1.5〜2倍に跳ね上がることがあります。一方、1月中旬から2月、6月の梅雨時期、11月などの閑散期には稼働率が30〜40%まで落ち込むケースも珍しくありません。

仮に1泊1万円の物件を運営している場合、繁忙期4カ月は稼働率85%で月間約25.5万円の売上を確保できますが、閑散期4カ月は稼働率35%で月間約10.5万円にまで下がります。家賃や光熱費、清掃費などの固定費は毎月発生するため、閑散期には赤字に陥るリスクがあるのです。

住宅宿泊事業法による年間180日の上限

住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づく届出住宅の場合、年間の営業日数は最大180日に制限されています。つまり、年間の約半分しか民泊として稼働できません。仮に180日すべてを稼働させ、1泊平均1万2,000円の売上があったとしても、年間売上は216万円が上限となります。残りの185日間、物件が収益を生まなければ、年間の投資効率は大幅に下がります。

この180日制限があるからこそ、残りの期間をどう活用するかが収益を左右する決定的な要素になります。マンスリーマンションとしての運用は、この空白期間を収益化する最も現実的な選択肢の一つです。

マンスリーマンション運用が閑散期の穴を埋める理由

安定した月額収入の確保

マンスリーマンションは、1カ月以上の契約で入居者に部屋を貸し出す形態です。通常の賃貸と異なり、家具・家電付きで短期契約が可能なため、出張者、研修生、リモートワーカー、引っ越しの仮住まいなど、幅広い需要があります。月額賃料は一般賃貸の1.2〜1.8倍程度に設定できるのが相場で、例えば通常家賃8万円のワンルームであれば、マンスリーでは月額10〜14万円程度の設定が可能です。

民泊の閑散期にあたる1〜3月でも、企業の異動シーズンや新年度前の仮住まい需要が見込めます。また、6月や11月の民泊需要が低い時期でも、ビジネス出張や長期滞在の需要は一定して存在するため、稼働率の底上げに直結します。

運営コストの低減効果

民泊運営では、ゲストが入れ替わるたびに清掃費(1回あたり3,000〜8,000円)、リネン交換費、消耗品の補充費が発生します。月に15組のゲストを受け入れた場合、清掃費だけで月間4.5〜12万円に達することもあります。一方、マンスリーマンションでは入居者が1〜数カ月間滞在するため、清掃は入退去時のみで済み、運営コストを大幅に抑えられます。

さらに、ゲスト対応の頻度も激減します。民泊ではチェックイン対応、問い合わせへの返信、レビュー管理などが日常的に発生しますが、マンスリーでは契約時と退去時の対応が中心となり、運営の手間が大幅に軽減されます。この「売上は落ちるが利益率は上がる」というバランスが、組み合わせ運営の大きな魅力です。

年間スケジュールの具体的な組み立て方

繁忙期は民泊で高単価を狙う

年間スケジュールを組む際は、まず民泊として高い収益が見込める時期を優先的に確保します。一般的に、3月下旬〜4月(桜シーズン)、7〜8月(夏休み)、10月(紅葉シーズン)、12月下旬〜1月上旬(年末年始)が繁忙期にあたります。この4つの時期を合計すると約5〜6カ月分に相当し、住宅宿泊事業法の180日上限をほぼ使い切る計算になります。

繁忙期の宿泊単価は、閑散期の1.5〜2倍に設定しても予約が埋まりやすいため、ダイナミックプライシングを活用して収益を最大化します。例えば、閑散期に1泊8,000円の物件を、桜シーズンには1泊1万5,000円、年末年始には1泊1万8,000円に設定する戦略が有効です。

閑散期はマンスリーで稼働率を維持する

民泊の閑散期にあたる1月中旬〜3月中旬、5〜6月、9月、11月をマンスリーマンションとして運用します。この時期は民泊需要が弱いため、無理に低単価で宿泊を取るよりも、月額契約で安定収入を確保する方が合理的です。

具体的には、閑散期の6カ月間をマンスリー月額12万円で運用した場合、72万円の収入になります。同じ期間を民泊として稼働率40%、1泊8,000円で運営した場合は約57.6万円です。マンスリーの方が約14万円多く、しかも清掃費やゲスト対応コストが大幅に少ないため、手残りの差はさらに広がります。

切り替えのタイミングと空白期間の最小化

民泊からマンスリー、マンスリーから民泊への切り替え時には、清掃・メンテナンス・備品チェックのために2〜3日の空白期間が生じます。この空白を最小限にするために、マンスリーの退去日と民泊の予約開始日を事前にスケジュールしておくことが重要です。

実務上は、マンスリーの契約終了日を繁忙期開始の1週間前に設定し、その間にハウスクリーニングと備品の入れ替えを完了させるのが理想的です。民泊用のアメニティ(タオル、シャンプー、案内書など)はあらかじめセットにして保管しておくと、切り替え作業を1日で終えることも可能です。

収益シミュレーションで見る組み合わせ運営の効果

民泊のみの場合の年間収益

都市部のワンルーム物件(家賃10万円)を例にします。住宅宿泊事業法のもとで年間180日稼働し、平均宿泊単価を1万2,000円、稼働率を75%と想定した場合、年間売上は180日×75%×1万2,000円=162万円です。ここから年間の家賃120万円、清掃費(1回5,000円×約135泊分の入れ替え回数として90回と仮定)45万円、消耗品・光熱費18万円を差し引くと、年間の手残りはマイナス21万円となり、赤字です。

残りの185日間を完全に空室にしてしまうと、固定費だけが積み上がるため、民泊単体での黒字化は非常に厳しいことがわかります。稼働率や単価をさらに上げる努力も必要ですが、構造的に180日制限がある以上、物件の空白期間をどう活用するかが鍵を握ります。

民泊+マンスリーの場合の年間収益

同じ物件で、繁忙期6カ月(約180日)を民泊、閑散期6カ月をマンスリーマンション(月額13万円)として運用します。民泊の年間売上は先ほどと同じ162万円。マンスリーの売上は13万円×6カ月=78万円。合計売上は240万円です。

コスト面では、家賃120万円、民泊期間の清掃費45万円、マンスリー期間の入退去清掃費(2回×1.5万円)3万円、消耗品・光熱費20万円で合計188万円。年間の手残りは約52万円の黒字です。民泊単体ではマイナス21万円だったものが、マンスリーを組み合わせることで73万円の改善効果が生まれます。

法的要件と運用上の注意点

民泊届出とマンスリー賃貸の法的整理

住宅宿泊事業法に基づく民泊届出を行っている物件をマンスリーマンションとしても運用する場合、マンスリー期間は「賃貸借契約」に基づく運用となるため、旅館業法や住宅宿泊事業法の規制対象外です。ただし、賃貸借契約として定期借家契約を締結する必要があり、契約書の整備が不可欠です。

また、マンション管理規約で民泊が禁止されている場合や、賃貸物件の場合はオーナーの承諾が必要なケースもあります。転貸(サブリース)でマンスリー運用を行う際は、原賃貸借契約に転貸許可の条項が含まれているか確認してください。法的な不備は行政指導や営業停止につながるため、事前に専門家へ相談することを推奨します。

消防設備・保険の切り替え対応

民泊として運営する期間は、消防法上の基準を満たす設備(自動火災報知設備、誘導灯など)が必要です。マンスリー賃貸の期間は一般住宅としての扱いとなるため、消防設備の要件は緩和されますが、設備をそのまま設置しておいても問題はありません。

火災保険についても注意が必要です。民泊期間は「事業用」、マンスリー期間は「賃貸用」として保険の適用範囲が異なる場合があります。年間を通じて両方の運用をカバーできる保険商品を選ぶか、切り替え時に保険会社へ通知する運用フローを構築してください。保険の適用外で事故が発生すると、数百万円単位の損害を自己負担するリスクがあります。

収益をさらに伸ばすための実践テクニック

ダイナミックプライシングの導入

民泊期間の収益を最大化するために、宿泊単価を需要に応じて自動調整するダイナミックプライシングツールの導入が効果的です。PriceLabs、Beyond Pricing、Wheelhouseなどのツールを使えば、周辺の宿泊施設の価格動向、イベント情報、曜日ごとの需要パターンを分析し、最適な価格を自動設定できます。導入後に売上が15〜30%向上した事例も報告されています。

例えば、平日は1泊9,000円、週末は1万3,000円、大型イベント時は1万8,000円といった細かい価格設定を手動で行うのは現実的ではありません。ツールの月額費用は物件あたり2,000〜5,000円程度が相場ですが、価格最適化による増収効果を考えれば十分に投資回収が可能です。

マンスリー集客チャネルの多角化

マンスリーマンションの入居者を確保するために、複数のプラットフォームを活用しましょう。マンスリーマンション専門のポータルサイト(グッドマンスリー、マンスリーマンションリブマックスなど)への掲載に加え、法人契約の営業を直接行うことで稼働率を高められます。

特に企業の研修や出張需要は安定しており、一度法人契約を獲得すると継続的な利用が期待できます。近隣の企業や人材派遣会社へ直接営業し、月額10〜15%のディスカウントを提示しても、空室リスクを排除できるメリットの方が大きいケースがほとんどです。

民泊運営のご相談はStay Buddy株式会社へ

民泊とマンスリーマンションの組み合わせ運営は、収益を最大化するための効果的な戦略ですが、法的要件の整理、スケジュール管理、価格設定、集客チャネルの構築など、実務面では多くのノウハウが求められます。独学で始めると、法的な見落としや運営の非効率が収益を圧迫するリスクがあります。

Stay Buddy株式会社は、民泊の運営代行を手がける専門企業として、物件の収益最大化を支援しています。繁忙期の民泊運営から閑散期のマンスリー切り替えまで、年間を通じた一貫した運営プランのご提案が可能です。

物件の立地や特性に合わせた最適な運用モデルのシミュレーション、届出手続きのサポート、清掃・ゲスト対応の代行まで、ワンストップで対応いたします。「自分の物件で組み合わせ運営は成り立つのか」「どれくらいの収益が見込めるのか」といったご質問だけでも、まずはお気軽にStay Buddy株式会社までお問い合わせください。

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