2025.06.18

清掃/メンテナンス

民泊ゴキブリ対策10選|出さない工夫と出たときの対応を徹底解説

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民泊を運営していると、思わぬトラブルがつきものです。その中でも、ゲストにとって最もショックな体験の一つが「ゴキブリの出現」です。とくに夏場や湿度の高い季節には、どんなに清掃を徹底していてもゴキブリが発生するリスクはゼロではありません。そして一度出てしまえば、ゲストの満足度は一気に下がり、低評価レビューに直結する可能性すらあります。

「清潔感があるはずの宿でゴキブリが出た」というクレームは、宿泊施設としての信頼性に深く関わる重要な問題です。そこで本記事では、**「民泊ゴキブリ対策10選」**と題して、ゴキブリを出さないための予防策5つと、万が一出てしまったときの対処法5つを、実用的かつ現場目線で解説します。

ゴキブリを「出さない」ための予防策5選

清掃の徹底と食品の密閉保管

ゴキブリがもっとも好むのが「エサ」となる食品カスやゴミの残りです。とくにキッチン周りは要注意です。シンクの生ゴミを放置しない、冷蔵庫内外を清潔に保つ、棚に食材を直置きしないなど、毎回の清掃時に食品ゴミの徹底除去をルール化しましょう。

また、長期滞在向けに調味料などを置いている場合は、密閉容器に入れ替えることを推奨します。食品包装のまま放置すると、匂いでゴキブリを呼び寄せる原因になります。

水回りの湿気管理

ゴキブリは水が大好きです。キッチンや浴室、洗面所の水気が常に残っている状態は、彼らにとって最高の住環境です。チェックアウト後の清掃時には、水回りの水滴をふき取る、換気をして乾燥させるなど、湿気対策を習慣化しましょう

浴室乾燥機がある場合は、清掃後に一度運転しておくのも効果的です。浴室のドアを閉めっぱなしにしない、排水口にフタをするといった小さな工夫も予防につながります。

排水口・配管まわりの密閉

ゴキブリは、排水口や壁と床のすき間から侵入するケースが非常に多いです。キッチンや洗面所のシンク下にある配管周辺をチェックし、すき間があればコーキングやパテでしっかり塞ぐことが大切です

また、排水口には専用のストレーナーやフタを常設し、使わないときは密閉するようにします。トイレや浴室の換気扇経由で侵入する事例もあるため、換気扇にフィルターを設置するのも効果的です。

ブラックキャップや毒餌の設置

予防の基本アイテムとして圧倒的な支持を集めているのが、**市販のゴキブリ駆除用毒餌(例:ブラックキャップ)**です。これはゲストに見えない場所、たとえば冷蔵庫の裏や流し台の下、洗面台の内部などに配置するのが理想です。

設置時には1年ごとの交換を忘れずに行い、点検時には場所のズレや劣化がないかをチェックしましょう。毒餌を置いていることで、出現率を大幅に下げられるという報告も多くあります。

室外機・建物周辺の管理

意外と見落とされがちなのが、屋外からの侵入経路です。特にエアコンの室外機まわりや玄関周辺、ベランダに食べ物カスやゴミが残っていると、そこから室内にゴキブリが侵入することがあります。

定期的に外周を点検し、落ち葉やゴミの清掃、物陰の確認、エアコンホースへの虫除けキャップの取り付けなどを行いましょう。屋内の対策だけでなく、屋外からの侵入を遮断する意識も必要です。

ゴキブリが「出てしまった」時の対処法5選

ゲスト対応は冷静かつ迅速に

ゲストから「ゴキブリが出ました」と連絡が入ったときは、まずは迅速かつ誠実に対応することが最優先です。「大変申し訳ありません。すぐに対応いたします」と、真摯な姿勢を見せるだけでも、トラブル拡大を防ぐ第一歩になります。

このとき大切なのは、言い訳をしないこと。気候や立地のせいであることは事実でも、それをゲストに言ってしまうと「管理がずさんな印象」を与えかねません。

応急処置としての殺虫剤・掃除用具の設置

すべてのゲストが虫に対して耐性があるわけではありませんが、念のために殺虫スプレーや使い捨て掃除用具(キッチンペーパー・トング・ビニール袋)を室内に備えておくことで、「もしもの時の安心感」につながります。

ただし、見える場所に置くと「虫が出る宿かもしれない」と不安にさせることもあるため、掃除用具ボックスなどにさりげなく格納しておくのがおすすめです。

再発防止のための点検・記録

ゴキブリが出た場合、その場所や状況を詳細に記録し、次回の清掃や点検の際に再発防止策を徹底しましょう。どの部屋・どの設備・どの季節に出やすいかを把握しておけば、次の対策につなげられます。

また、清掃スタッフにも共有しておくことで、異変に早く気づける体制をつくることが可能になります。

清掃直後の防虫スプレーで仕切り直す

ゴキブリが出たあと、そのままにしておくと「また出るかも…」とゲストに不安を与えてしまいます。清掃後に殺虫効果のある防虫スプレーを玄関周辺やキッチン下などに軽く散布しておくことで、しばらくの間は再発リスクを軽減できます。

とくにチェックアウト直後のタイミングで「仕切り直し」の意味を込めて対応しておくことが重要です。

レビュー対策としての誠意あるフォロー

万が一、ゴキブリ出現がレビューに記載された場合は、レビュー返信機能を活用して誠実な対応を示すことが大切です。「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。現在、再発防止のために対策を強化しております」といったフォローがあるだけで、次のゲストが安心して予約しやすくなります。

ここでも、感情的にならず、常に丁寧なトーンで対応することがホストとしての信頼を守る鍵です。

まとめ

ゴキブリは、どんなに気をつけていても「出るときは出る」やっかいな存在です。ただし、だからこそホストとしてできる準備をしておくことが、民泊運営における評価の分かれ道になります。

出ないようにするための「予防5選」と、出たときに慌てないための「対処5選」、この両輪を常に意識しておくことで、ゲストにとって安心で清潔な空間を保ち続けることができます

とくに夏季や梅雨時期には、事前の対策を徹底しておくことで、クレームや悪評価レビューのリスクを大幅に抑えることが可能です。「起きてから対応」ではなく、「起きる前に備える」姿勢を持って、今後の民泊運営に活かしていきましょう。

民泊のゴキブリ対策はStay Buddyまでご相談ください

民泊施設の衛生管理やトラブル対応に不安がある方は、ぜひStay Buddy株式会社にご相談ください。清掃体制の見直し、防虫対策のアドバイス、トラブル発生時のゲスト対応マニュアルの整備など、現場での実務に即したサポートを提供しています。

ゴキブリが出ない・出ても安心な民泊運営を実現するために、まずはお気軽にお問い合わせください。

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