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完全無料 オンライン相談SNSを活用したホテルのインバウンド集客術|海外にファンを作る情報発信とは
かつてない盛り上がりを見せるインバウンド(訪日外国人)市場。街を歩けば外国人観光客の姿を見ない日はなく、ホテルの稼働率も回復傾向にあります。
しかし、ここで安心してはいけません。「ただ待っていれば客が来る」時代は終わりを告げ、これからは「世界中から選ばれるホテル」と「埋もれていくホテル」の二極化が急速に進んでいきます。
OTA(予約サイト)に登録して、価格競争に巻き込まれていませんか?
広告費をかけ続けて、一過性の集客に疲弊していませんか?
先にこの記事の結論からお伝えします。
これからのインバウンド集客において、最も費用対効果が高く、かつ持続可能な資産となるのは、**「SNSを活用して、海外に熱狂的なファンを作ること」**です。
OTAは「比較検討」の場ですが、SNSは「認知と動機づけ」の場です。「このホテルに泊まるために日本に行きたい」と思わせるブランド力を築くには、SNSが最強のツールなのです。
この記事では、インバウンド集客におけるSNSの役割から、国別のプラットフォーム選び、そして海外の旅行者を惹きつける具体的な投稿テクニックまでを、プロの視点で徹底解説します。
なぜ今、インバウンド集客に「SNS」が不可欠なのか?
かつて、旅行の情報収集といえばガイドブックや検索エンジン(Google)が主流でした。しかし、スマートフォンの普及とともに、旅のスタイルは劇的に変化しました。
「タグる」文化と旅マエの検索行動
現代の旅行者、特にZ世代やミレニアル世代は、Googleで検索する前にInstagramやTikTokで検索(タグる)します。
「#OsakaHotel」「#JapanTravel」といったハッシュタグで検索し、写真やショート動画で直感的に「良さそう」と感じた場所を保存リストに入れます。これが「旅マエ(旅行前)」の行動です。
つまり、SNS上に魅力的な情報が存在していなければ、彼らの旅行プランの候補にすら入らないということを意味します。
「リアル」な口コミとしての機能
海外の旅行者は、広告を信用しません。彼らが最も信頼するのは、実際にそこを訪れた人の「生の声(UGC)」です。
SNSは、公式の発信だけでなく、ゲストが投稿した写真や動画が拡散されることで、信頼性の高い「口コミ」として機能します。映えるスポットや感動的な体験を提供し、ゲストに投稿してもらうことができれば、広告費をかけずに世界中へ宣伝してもらうことができるのです。
OTA手数料からの脱却
OTA経由の予約は、10%〜15%程度の手数料が発生します。しかし、SNSでファンを作り、自社サイトへの直接予約(Direct Booking)へ誘導できれば、この手数料を削減できます。浮いたコストをサービス向上や設備投資に回すことで、さらなる満足度向上という好循環が生まれます。
【国・地域別】攻略すべきSNSプラットフォームの選び方
「とりあえず全部やろう」というのは失敗のもとです。ターゲットとする国や地域によって、使われているSNSは全く異なります。
欧米豪・東南アジア狙いなら「Instagram」と「TikTok」
世界的に圧倒的なシェアを誇るのがInstagramです。
- Instagram: ビジュアル重視。美しい客室、料理、周辺の絶景などを「フィード投稿」でカタログ的に見せつつ、「ストーリーズ」や「リール動画」で臨場感を伝えます。DM(ダイレクトメッセージ)での問い合わせ対応も重要です。
- TikTok: 発見性が高く、フォロワーがいなくてもバズる可能性があります。ルームツアーや、スタッフの裏側など、エンタメ要素の強いショート動画が好まれます。
台湾・韓国・欧米の大人層狙いなら「Facebook」
日本では利用者が減少しつつあるFacebookですが、世界的には依然として巨大なプラットフォームです。
- Facebook: 実名制で信頼性が高く、旅行コミュニティ(グループ)が活発です。30代以上のファミリー層や富裕層へのアプローチに有効です。また、イベントページの作成や、詳細な長文情報の掲載にも向いています。
中華圏(中国・台湾・香港)狙いなら「RED(小紅書)」
ここが最大の落とし穴です。中国本土では、InstagramやGoogle、YouTubeは規制により閲覧できません。
- RED(小紅書/シャオホンシュ): 「中国版Instagram」とも呼ばれ、若い女性を中心に絶大な影響力を持つ口コミアプリです。訪日中国人の多くが、このREDを見て旅行先を決めています。中国市場を狙うなら、REDの運用は必須条件です。
言語の壁を越える!海外に響くコンテンツ作成術
「英語が苦手だから発信できない」と諦める必要はありません。SNSは「非言語コミュニケーション」が得意なメディアです。
1. 「部屋」ではなく「体験」と「地域」を売る
綺麗なベッドの写真はOTAで見られます。SNSで発信すべきなのは、そこで得られる「体験」です。
- 窓から見える大阪の夜景
- 近所のローカルな居酒屋で乾杯する様子
- スタッフとの温かい交流
- ホテルから徒歩圏内のフォトジェニックスポット
「ここに泊まれば、こんな素敵な大阪ステイができる」という**ストーリー(物語)**を視覚的に伝えることを意識しましょう。
2. 動画(ショートムービー)をフル活用する
言葉の説明がいらない「動画」は、最強の武器です。
駅からホテルまでの道のり、ドアを開けた瞬間の部屋の広がり、湯気が立つ朝食。これらを15秒〜30秒程度の動画にまとめ、トレンドの音楽に乗せて投稿しましょう。テキストは簡単な英語(Beautiful morning in Osaka! など)だけで十分伝わります。
3. ハッシュタグ(SEO)を戦略的に選ぶ
投稿を見つけてもらうためには、ハッシュタグ選びが重要です。
「#Hotel」のようなビッグワード(投稿数が多すぎる単語)だけでは埋もれてしまいます。
- ビッグワード: #JapanTravel #Osaka
- ミドルワード: #OsakaHotel #NambaFood
- スモールワード: #JapandiStyle(ジャパンディ:日本と北欧の融合スタイル) #OsakaHiddenGem(大阪の隠れ家)
これらを組み合わせ、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語など、ターゲット言語のハッシュタグを網羅しましょう。
ゲストを巻き込む「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」戦略
自社発信だけでなく、ゲストに投稿してもらうための仕掛け作りも重要です。
フォトスポットを用意する
「ここで写真を撮りたい!」と思わせる場所を作りましょう。
- ロビーに設置した「OSAKA」のネオンサイン
- 和傘や提灯を飾った和風コーナー
- 部屋に置いたメッセージカードと折り鶴
アカウントのメンションを促す
部屋やフロントに、QRコード付きのPOPを設置し、「当ホテルの写真を投稿する際は、@アカウント名をタグ付けしてね!」と案内します。「タグ付け投稿してくれたら、レイトチェックアウト1時間無料」などの特典を付けるのも効果的です。
リポストで感謝を伝える
ゲストが投稿してくれたら、必ず公式アカウントで「ストーリーズ」などでリポスト(再投稿)し、お礼のコメントを送りましょう。
「公式が反応してくれた!」という喜びは、ゲストをリピーターに変え、さらにその投稿を見た友人を新規客として呼び込みます。
SNS運用で絶対にやってはいけない3つのこと
1. 宣伝ばかり投稿する
「空室あります」「割引プランです」といった宣伝ばかりのアカウントは、誰もフォローしたくありません。役立つ情報や美しい景色など、ユーザーにとってメリットのある投稿を8割、宣伝は2割程度に抑えましょう。
2. コメントやDMを無視する
SNSは「交流」の場です。コメントやDMは、見込み客からの問い合わせと同じです。
英語や中国語でコメントが来たら、翻訳ツールを使ってでも必ず返信しましょう。その誠実な対応こそが、信頼を生みます。
3. すぐに結果を求める
SNSは、今日始めて明日予約が入るような即効性のあるツールではありません。
コツコツとファンを育て、信頼を積み重ねることで、半年後、1年後に大きな資産となります。継続こそが力なりです。
まとめ:SNSは世界と繋がる「どこでもドア」
インバウンド集客におけるSNS活用は、単なる「広告」ではありません。それは、国境を越えてあなたのホテルの魅力を伝え、世界中の人々と心を通わせるためのコミュニケーションツールです。
「言葉の壁」や「距離の壁」を、テクノロジーと感性で飛び越える。
地道な発信の先には、あなたのホテルを愛してくれる「ファン」が必ず待っています。まずは今日、スマートフォンで一枚の写真を撮ることから始めてみませんか?
その「世界への発信」、私たちプロが代行します
「SNSの重要性はわかったけれど、日々の運営で手一杯だ…」
「英語や中国語での投稿作成や、ハッシュタグ選びが難しい」
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私たちStay Buddy株式会社は、大阪を拠点に、インバウンド集客に特化したホテル・民泊の運営代行を行うプロフェッショナル集団です。
私たちは、
- ①ネイティブスタッフによる多言語でのSNS投稿作成・運用代行
- ②インバウンド客の心に刺さる、ショート動画や写真のクリエイティブ制作
- ③中国市場攻略の鍵となる「RED(小紅書)」の運用ノウハウ
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